以下の内容はDioがポルナレフに対して語った内容が
現代社会に生きる人々の生き方として
考えさせられるものがあったので記事にしました
ではさっそく聞いてみましょう
動揺とは恐怖である

人間は何のために生きるか考えたことはあるかね?
人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる
名声を手に入れたり人を支配したり
金儲けをするのも安心するためだ
結婚したり友人を作ったりするのも安心するためだ

人のために役立つとか
愛と平和のためだとか
すべて自分を安心させるためだ
安心を求めることこそ人間の目的だ

そこでだ
私に使えることに何の不安感があるのだ?
他の全ての安心が簡単に手に入るぞ
今のお前のように死を覚悟してまで
私に挑戦することのほうが不安ではないかね?
お前は優れたスタンド使いだ
殺すのは惜しい
ジョースター達の仲間をやめて私に永遠に仕えないか?
永遠の安心感を与えてやろう
はい 以上です
「人は安心して生きたい」
という動物の本質を話しています
動物が安心した暮らしを求めるのは本質であり
人間はそこに色々と飾り付けをして人生を過ごしています
Dio = 組織のトップ
中学 高校 大学と進学し
専門的な技能を身につけて
大きな力を持つ企業に就職し
安定した給料をもらって生活する
しかし
”安心”を得るために”自由”を犠牲にします
会社に勤めている立場は”従業員”であり
労働によって給料をもらいます
1日8時間、週に5日程度の”労働力”を売ります
Dioに金で雇われたスタンド使いです
悪くない生き方だと思いますが
違う生き方もあるわけです
雇われない生き方
資本主義社会のいま
とにかくお金を増やすことを目的としての
生き方は
結局のところこれから先の人生を
不安なく安心した生活を過ごすための
資本を主義とした”生き方”なわけです
多くの人が大きな資産を持つことに
”幸せ”を感じるのあれば
労働力を売ること以外の”何か”が必要です
従業員という立場から勇気を出して
自営業者になる道を選ぶこともできます
Dioの呪縛から解放されてはじめて
”自由”を感じることができるのかもしれませんね
おまけ:「ポルナレフの選択」

お前は優れたスタンド使いだ
殺すのは惜しい
ジョースター達の仲間をやめて私に永遠に仕えないか?
永遠の安心感を与えてやろう

このままではまずい
アブドゥル、イギー 俺に勇気をくれ

く、くどいぜ Dio
俺は元々死んだ身
てめえのスタンドの正体を見極めてから死んでやるぜ
”安心”への欲にくじけそうになりながらも
自分を助けてくれた仲間への”義”の精神で
勇気をもって大きな力に立ち向かうポルナレフかっこいいやん